9月17日、18日で日進西中の第二回定期テストが終わって、教室に来た生徒たちも、
開口一番は「疲れたー」。問題用紙の話はほとんど出てきません。
カバンの底に入れたまま、次に出てくるのは返却の日というのが普通にあります。
答案が返ってきたときも、まず見るのは点数。「〇点だった」で会話が終わってしまうこともよくあります。
今日は一つだけお願いしたいことがあります。
テストの問題用紙と、自己採点用の解答。これは捨てずに残しておいてください。
同じ点数でも、中身は違う
点数は結果でしかありません。
同じ60点でも、計算ミスが重なった60点と、時間が足りなくて後半が白紙に近い60点と、
覚えていれば取れた用語問題を落とした60点は、たぶん中身が全然違います。
応用に手が出なかったパターンもあるし、問題文を読み違えていたパターンもある。
この違いで、次にやることは変わってきます。
計算ミスが多い子に暗記量を増やしても点数は動かないでしょうし、時間が足りなかった子に「もっと理解を深めよう」と言っても響かない。
点数だけ見て「次は70点」と決めても、何をどう変えるかまでは決まりません。
問題用紙には、答案にないものが残っている
答案に載っているのは、書いた答えと丸バツだけです。
一方で問題用紙のほうには、そこまでの跡が残っていることがあります。
途中式、余白の計算、どこから空欄になっているか、消した跡、最後の大問だけ手つかずになっている箇所。
全員にきれいに残っているわけではないし、これだけで原因を決めつけられるものでもありません。
ただ、答案と並べて見られると、聞き方が変わります。
「ここ時間足りなかった?」と具体的に聞けるのと、点数だけ見て「もっと勉強しないと」と言うのとでは、返ってくる答えがだいぶ違います。
教室でも、今回の問題用紙を集めています
今回、通っている生徒には問題用紙と解答を持ってきてもらうよう伝えました。
見たいのは点数そのものではなく、テスト前にどれくらい勉強していたか、学習の記録、毎週の管理面談で話していた不安な単元、
学校ワークの進み具合、そして実際にどこを落としたか、このつながりです。
やっていたのに取れていないなら、やり方の問題。
手をつけられていなかった範囲がそのまま失点になっているなら、計画の問題。
同じ「点数が足りない」でも、打つ手は変わります。
答案が返るまでの数日で、問題用紙は捨てられがちです。
とりあえず今は、カバンから出して家のどこかに置いておいてください。
それだけで、返却後の話がだいぶ具体的になります。